しあわせマックス!ブランディングユニット「wrife」の活動を発信していきます。

前島食品・新ブランド[OKOBU]

大正十二年創業、前島食品株式会社。

昆布を中心とした「新味の創造」 を通して、企業理念である「広がれ、おいしい笑顔」の実現を目指す食品メーカーです。

今回、従来とは異なる試験的な取り組みとして、ネット限定となるブランド[おこぶ OKOBU]の立ち上げのお手伝いさせていただきました。また、ネットショップ「base」の立ち上げに関しても携わらせていただいています。

 おこぶ OKOBU サイト  http://okobu.shop

 おこぶ base ショップ  https://okobu.thebase.in

 おこぶ Instagram  https://www.instagram.com/okobu___/

ブランドコンセプトは【「昆布」を「和のスパイス」へ。】

実は、ネット限定であることを考えると、発想は「斜め上」の方が良いと考え、ベンチマークとしては【宇治抹茶】を設定しました。

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日本経済新聞 2019/5/25「飲んで食べて…抹茶人気広がる 訪日客もとりこ」

日本伝統の抹茶が注目されている。最近はスイーツや和洋の料理にも合うため、「飲む」だけでなく「食べる」食材として活用が広がる。

今や「食べる抹茶」はデパ地下やコンビニでも欠かせない商品だ。国内の抹茶市場はここ5年で2倍に拡大、2018年には200億円を突破した。茶葉をまるごと食べられるため栄養価が高く、海外でも人気となっている。(中略)

伊藤園によると、抹茶を「食べる」需要は5割を超えた。海外輸出分を含めた同社の抹茶取扱量は、18年の700トンから21年には1400トンへと倍増する見込みだ。5月は茶摘みの季節。新芽を使った抹茶が今月末から初秋にかけて出回り始め、11月に本格シーズンを迎える。

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【宇治抹茶】のような存在として【昆布粉末】をブランディングする、というアプローチです。

しかも、前島食品さんが製造されている【昆布粉末】は、他社が類似商品を開発しようとしても、たやすく真似できるものではありません。粉砕・乾燥などの独自の技術があればこそ、です。

市場(ニーズ)を創ることができれば、大きく伸びますが、かなり時間がかかります。それを前島食品の担当者の方も承知の上で、今回は【和のスパイス】というコンセプトのもと新しいブランドの立ち上げを決意されました。弊社としましても、長い目で丁寧にサポートさせていただきたいと考えています。

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CL:前島食品株式会社

CD:Masanori Yamamoto(wrife)

C:Masanori Yamamoto(wrife)

AD・D:Akiko Miyahara(アイルデザイン http://ill-sun.com)

WD・COD:Ryota Arai(less is more)

P:Naoko Suzuki(フリーランス)

企画制作:ライトブランディング株式会社

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