最近このような記事を見つけました。
デザインの力で未来を具体化し、クライアントの課題解決に伴走:アクセンチュア ソングにおけるインタラクションデザイナーの流儀
この中でシニア・マネージャーの方が、下記のようなことを語っていました。
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「一般的にインタラクションデザイナーという職種は、
アプリのUIなど表層的なデザインだけが責任範囲だと
イメージする人が多いかもしれません。
しかし、アクセンチュアが手がける案件では最初にアサインされた時点で、
漠然としたサービスの構想しか存在していないことも少なくないんです。」
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確かに、私が起業する前、私の知らないところでプロジェクトが進行し、具体的にツールをデザインしないといけないというタイミングで声がかかることが普通でした。
しかし、起業後はだいぶん変わりました。
具体的に何をつくるかが決まっていない状態でプロジェクトに参加。
何かつくるべきかを一緒に考えて提案することが増えました。
ユーザーとの接点がモバイルデバイス以外のあらゆる場所に広がる今、
『未来の顧客との関係はどうあるべきか?そのために、何をすべきか?』
本質的な部分から議論するプロジェクトがどんどん増えていく気がします。
改めて、これまでお手伝いさせていただいたプロジェクト経験を、
ライトブランディング、クリエイターズユニット「wrife」の強みへ、
さらに強化、領域を拡張させていきたいと考えています。
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また、アクセンチュア ソングには、日本だけでも100名以上、多種多様なデザイナーが在籍しているそうです。
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「インタラクションデザイナー」
質的価値からあるべき未来を考え、ユーザー体験や要件定義、UI制作など具体の形にする。
「サービスデザイナー」
ニーズと社会、クライアントとの接点を元に問いを立て、世の中にまだない解決策を探る。
「ビジネスデザイナー」
クライアントの業界や経営目標を踏まえ、顧客視点とビジネス視点の間を繋ぎ、ビジネスに資するプロダクトの設計を行う。
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「グラフィックデザイナー」「WEBデザイナー」「UIUXデザイナー」など、これまでメディアや制作カテゴリーで分けられていた肩書きも変わるんだろうなと。
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今後、リアルとデジタルを線引きするのではなく、
モバイルデバイスに限らないインタラクション(相互作用)を
重視したプロジェクトがどんどん増えていく未来、
デザインという言葉の領域が拡張していく未来を見据え…
さまざまな変化に柔軟に対応しながら、プロジェクトに関わりながら、
本質的に価値のあるものを提案していきたいと考えています。
本年度もよろしくお願いします。