今回のご依頼は、ホームページ立ち上げありきではなく、一棟貸しの宿「話蔵」という名前が決まる前、蔵をどのように活用していくか、その方向性を考える戦略面からお手伝いさせていただきました。
一棟貸しの宿を姨捨で経営する場合、どのようなターゲットをメインにし、どのようにリーフォームしていけば良いか、何を重点的に費用をかけるか、どれくらいの価格設定にするのか、単なる宿ではなく、どのように地域に貢献していく等についても、オーナーの鍛冶さんと一緒に考えさせていただきました。
テーマは【懐かしさを感じる原風景】
今回のポイントは、姨捨の美しいワンシーンを切り取ることを何より重視していますが、昔のフィルムカメラ(=コダクロームフィルム)で撮影したような加工をすることで、日本の人には懐かしさを、海外の方には日本らしさを感じてもらえるようなデザインイメージにフォーカスしています。
また、ゲストハウスの方は安価ではありますが、一棟貸しの宿は比較的高価格帯の宿。さらには、どちらにおいても、2泊3日以上の滞在を念頭に置いたために、Webサイトの構成としても上質感をプラスするとともに、ピクトで施設・設備を分かりやすく紹介する部分にも大切に考えてデザインしています。
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CD:Masanori Yamamoto(write branding)
Design:RYOTA ARAI(less is more )
LOGO:HAYASHI AKITAMA
PHOTO:YOSHIHIDE HIGASHIJIMA
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