しあわせマックス!ブランディングユニット「wrife」の活動を発信していきます。

持続可能な社会に貢献できること

伊豆諸島(離島)が大好きな自分にとって、現在さまざまなメディアが取り上げられている【海洋プラスチックごみ問題】はとても身近に感じています。

そして、個人的にいろいろと調べることも多いです。

「プラスチックなんて、全部リサイクルすればいいんじゃないか」

例えば、そんな考え方の人もいるかもしれません。しかし、そうはいきません。実は、プラッスチックには数千種類もあり、組成が異なるものと混ぜ合わせてのリサイクルはできず、破棄するしかないのです。

さらに、海や川の流れ、紫外線などによって細かく粉砕された「マイクロプラスチック(粒径5mm以下となったプラスチック)」は、日本の河川からも検出されています。そして今後、魚や貝類の体内に摂取・蓄積されることにより、濃度がますます高まり、生態系に悪影響を及ぼす可能性はもちろん、それらを食する私たちの身体への悪影響も懸念されています。

昨年2019年、6月28日〜29日に開催されたG20では、2050年までに海へのプラスチック流入をゼロにする発表を行っています。しかしながら、そのための具体策が示されていないのが現状です。

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■「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の一部を抜粋

社会にとってのプラスチックの重要な役割を認識しつつ、改善された廃棄物管理及び革新的な解決策によって、管理を誤ったプラスチックごみの流出を減らすことを含む、包括的なライフサイクルアプローチを通じて、2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指すものである。

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一方、2019年10月25日〜26日に開催されたG20北海道俱治安観光大臣会合では、「持続可能な開発目標(SDGs)に対する観光の貢献の最大化」をテーマに30を超える国や機関が参加。観光事業としても、地域活性化・地方創生の面からも「持続可能な開発目標(SDGs)」は注目されています。

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2020年は、レジ袋の有料化をはじめ、

さまざまなサービスやアイテムなどが登場してくるはずです。

そして、これからますます「持続可能な開発目標(SDGs)」への

具体的な取り組みが本格化するはずです。

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社会的な課題に取り組む姿勢はもちろん重要ですが、自分さえ良ければ良いという感覚は、社会からどんどん疎外されていくと思います。そして、仮にいま「勝ち組」だったとしても、やがて「負け組」どころか「嫌われ組」になっていくのではないかと…。

私たちライトブランディングとしては、こういった世界・日本で起きていることをキチンと理解し、ひとつひとつのプロジェクトが社会に受け入れられるようなクリエイティブ設計・提案を心がけて、日々勉強していきます。

また、「持続可能な開発目標(SDGs)に関連した案件も今後ブログにアップしていきますので、ご期待ください。よろしくお願いいたします。

伊豆諸島の美しい海を、豊かな海を、未来へとつないでいけますように。