しあわせマックス!ブランディングユニット「wrife」の活動を発信していきます。

地域活性化のためにできること

2019年10月11日、宿泊予約サイト大手の[ Booking.com ]が「2020年の旅行トレンド」を発表しました。

詳しくはこちら→ https://travelpredictions2020.com/japan/

8つの切り口でこれからの旅のスタイルを読み解いていましたが、そのひとつ目のポイントとして紹介されていたのが【穴場旅】でした。

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(ウェブサイトより抜粋)

知名度がそれほど高くない旅行先を訪れることでオーバーツーリズム(観光客の著しい増加)の回避や環境の保護を図る【穴場旅】の人気が高まるでしょう。

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オーバーツーリズムとは、日本語では「観光公害」と言います。観光地において訪問客が著しい増加し、地域の人々の生活や自然環境、さらには景観などに対して悪影響を及ぼすこと。また、観光客の満足度を著しく低下させるような状況のことです。

とはいえ、この【穴場旅】。単純に、東京・大阪・京都・北海道・沖縄などの一極集中している人気エリア以外を「穴場」というのならば、日本全国に「穴場」が存在していることになります。

穴場と、単に人気(魅力)がないスポットの意味は、大きく違うはずです。

そして、あまり人気のない(魅力が薄い)「シンガーソングライター」がSNSで情報発信したところで、端から見れば「暇を持て余しているシンガーソングライター」にしかなりません。

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【1】穴場といわれる地域の資産の発掘と磨き上げ

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【2】地域のコミュニティに参加したくなる仕組み・制度

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【3】魅力を分かりやすく身の丈で伝えるクリエイティブ

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「箱」だけではなく、「サービス」だけでもない、こういったいくつかの掛け算が、ハードとソフトを組み合わせた取り組みが、これからはますます必要だと考えています。

弊社は、現在、大島町観光課(伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局)や大島町商工会の方々とともに「伊豆大島ジオパーク認定ブランド制度」のお手伝いをしています。

基本的に弊社は、

クリエイティブ領域を担当させていただくことになるのですが、

・企画立案のための調査によって得られる知識

・新制度を立ち上げる上での注意点や仕組みづくりのノウハウ

・地域の方々を巻き込んでいくための難しさとリアルな悩みや不安

・地域の方々と観光客との接点づくりの楽しさと大変さ

・私自身が旅することによって学んだ幅広い島々の取り組み&クリエイティブ など、

【1】×【2】×【3】の架け橋になれるクリエイティブ集団を目指したいと考えています。

そして、何よりこうやってお手伝いさせていただいている伊豆大島の、ひいては伊豆諸島の、観光を取り巻くさまざまな課題解決のお役に立てるように日々努力していきます。